2013年9月新橋演舞場 夜の部

夜の部

沖津浪闇不知火
一、不知火検校(しらぬいけんぎょう)
松本幸四郎悪の華相勤め申し候

浜町河岸より横山町の往来まで
   
按摩富の市後に二代目検校 幸四郎
奥方浪江 魁 春
指物師房五郎 翫 雀
生首の次郎後に手引の幸吉 橋之助
湯島おはん 孝太郎
丹治弟玉太郎 亀 鶴
若旦那豊次郎 巳之助
娘おしづ 壱太郎
富之助 玉太郎
魚売富五郎 錦 吾
初代検校 桂 三
因果者師勘次 由次郎
夜鷹宿おつま 高麗蔵
鳥羽屋丹治 彌十郎
岩瀬藤十郎 友右衛門
母おもと 秀太郎
寺社奉行石坂喜内 左團次 ※

二、馬盗人(うまぬすびと)

   
ならず者悪太 翫 雀 ※
ならず者すね三 巳之助
百姓六兵衛 橋之助 ※
※坂東三津五郎休演につき配役変更しております。


三津五郎は膵臓腫瘍が見つかって休演。8月の舞台が終わって、どうも体調がが悪いと受診して見つかった病気。沈黙の臓器膵臓で体調不良でわかったというので不安です。

死なんでくれ。頼みまするう。


不知火はあまり上演されてないので楽しみでした。でも初日・・・だから仕方ないのか、幸四郎、台詞が入っていませんでした。

2度ほど完全に忘れてしまい、孝太郎が同じ台詞を言って話を戻しました。
うぅん検校役で、坊主頭だったから耳にイヤホンもつけられなかったのかな。
でもなんだろうと、3階席までプロンプターの声が響くのは恥ずかしい話です。3回はありました。
新之助(今の海老ちゃん)の若い頃もプロンプターの声の方がよく聞こえたなんてこともあったそうですが、幸四郎の年では笑えませんでした。

まぁだんだん良くなっていくでしょう。だから歌舞伎の初日は嫌いなんです。
他の演劇と違って、とちってもご贔屓が許してくれるとこがちょっとね。
孝太郎と亀鶴が良い出来でした。魁春さんは色っぽい。
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馬盗人は急な代役に翫雀さんは頑張っていましたが、いかんせん三津五郎の代役は大変でしたね。楽までどこまでものにするか。

巳之助は父が倒れたせいか良い出来でした。あ、上手いじゃないか、それにお父さんに動きがそっくりだ!と、ちょっと目頭が熱くなりました。まぁ主役は馬でした。


この新橋の一番の功労者は橋之助です!ほとんど昼夜出ずっぱり。三津五郎の不在を彼一人で埋めていました。無理して身体を壊さないといいが。

馬盗人も踊りはピカイチ!、上手いなぁ、兄貴と踊るのとは段違い。

幸四郎は本を覚えて下さい。ところどころ、キメるときはいいのですが、途中で「あ、台詞忘れたな、プロンプターの声がダブって聞こえるなぁ」では興ざめです。
彌十郎さんは共演者に遠慮しないでもっと好きにやってほしい。

突然三津五郎が降板した初日は、やっぱり大変だったみたいです。

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