ノケモノノケモノ 小林賢太郎演劇作品

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天王洲アイル 銀河劇場

KKP「ノケモノノケモノ」を観に行ってきました。

主演は音尾琢真!わーーーパチパチ。「目と目の間は離れてもあなたの心は離さない」が彼のキャッチフレーズです。(作ったのは大泉洋)

さすがの演技で彼の登場シーンは引き込まれました。

「ロールシャッハ」からか、「うるう」からか、なんというかとても良く出来た児童劇団風になってきました。小中高生に見せるとぴったりな感じ。

児童劇は大好きなので楽しく観劇できましたが、2階席3階席は結構座席が空いてました。残念。でもおかげでチケットは今回取りやすく、家族4人で観られました(夫は急用で不参加)

ちょっとくどく説明し過ぎなので、脚本家を間に入れるともうちょっとすっきりすると思います。役者が音尾くん一人なのが辛いところ。

三女は「自分を語れ!」「俺は誰だ!」が主題なら「天日坊」のほうが面白かったしわかりやすかった。と言い出しました。

あのね天日坊は脚本が宮藤官九郎で、演出が串田和美で、その上で勘九郎と七ちゃんを中心に亀蔵や獅童や萬次郎、巳之助等芸達者が脇を固めてるのよ!それと一人でなんもかんもかかえて芝居うってるコバケンを一緒にしたらいくらなんでも可哀想だよ。
かけてるお金が違うよ。チケットだって倍してんだよ。コクーン歌舞伎なんだから。

次女は「自分について話せ」と詰め寄ってたけど、普通話せるよね就活したことがあれば。自分について話せないだろうってのはリアリティに欠けてたよ。

そ、そーね、自分はこんな経歴でこんな人間でって話は就活生ならみんな出来るよね。コバケン就活したことがないから・・・。あぁかばいきれない。

次女三女の共通意見はラーメンズの本公演が見たい!長女は・・・寝てたな。

脚本か、演出か、役者か、どれか一つ手放せたらいいんだろうけど。

この芝居も(音尾くんがすごく良かっただけに変えるのは惜しい気もするけど)片桐仁との二人芝居でも成立したし、そのほうが良い出来になったと思う。

もう一つ気の毒なのは、もし小中高生が観客だったら大受けしただろう「無いことわざ」。
実際にはないけどなんとなく意味が通じそうな、でもわけわかんない「ことわざ」。

「こめかみにロバ」「ラクダですす払い」なんてのがたくさん出てくるんですが、なにせ観客はコバケンフリーク。

あぁあの寿司屋のコントだ。とすぐ分かってしまって、昔のコントの使い回しのように感じてしまうこと。

私も「こちとら、孫を急須に入れるつもりで」なんて台詞(正しくないかもしれませんが)を思い出したりしてしまいました。

だからラーメンズファンやコバケンフリークにはちょっと物足りなかったかもしれませんが、そうでない方には十分面白く、7000円の価値のある舞台だと思います。

まだ当日席もあるようなので、是非。

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